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大腸癌と大腸ポリープ

2014年1月 2日 木曜日

大腸癌と大腸ポリープ

大腸癌になる患者さんは、年々増加傾向にあり、大腸癌による死亡者も増加し、
癌死亡原因の女性の第1位、 男性の第3位にあります。(平成21年人口統計より)
その背景に大腸ポリープが増加傾向にあり、これが大腸癌増加の要因となっています。

大腸癌は男女ともに60歳代が最も多く、次いで50歳、70歳代と続いています。
40歳代の発症の大腸癌が散見される傾向にあります。

日本人の食事が豊になり高脂肪食、肉食が多い欧米型の食事、食物繊維が少ない
食習慣、アルコール長期多量摂取などが 大きな原因として考えられています。

好発部位は、直腸に一番多く、次いでS状結腸、上行結腸、横行結腸の順です。


(癌の発生の経路)

大腸癌の発生経路(できる過程)に大きく2つの経路があります。

1)良性ポリープが癌化する経路 (adenoma‐carcinoma sequence型)

  腺種という最初は良性の腫瘍性ポリープが癌になるケースです。
  
  10mm以上の大きさになると癌化する危険性が高くなります。

2)正常粘膜細胞から直接 癌化する経路 (denovo 型)

  ポリープのようにすぐに見つかる少ないケースは少ないですが

  5mm以内でも癌として大腸内視鏡検査で見つかることがあります。(微小ガン)

大腸癌の発生経路としては、1)からのケースが多数を占めています。


この大腸ポリープは大きく2つに分類されます

腫瘍性ポリープ   線種(管状、管状絨毛、絨毛、鋸歯状)
            腺癌

非腫瘍性ポリープ(=良性)  過形成性ポリープ
                炎症性ポリープ
                良性リンパ濾胞性ポリープ
  線種は大腸ポリープの中で最も頻度が高く全体の80%を占めます


(大腸ポリープと癌の関係)

 <大腸ポリープ(線種)=大腸がんの前がん状態>
統計上、線種といわれるポリープの95%は良性のままですが5%が将来、
悪性(腺癌)になります。
(統計上、線種と言われる良性ポリープの5%が悪性(腺癌)となります)
 
大腸がんの約97%が腺癌という結果からも 大腸ポリープ(線種)が大腸がんの
前がん状態と考えられていました。  
(大腸線種―腺癌連鎖は以前から指摘されていたものです。)


 (原因、要因)
 近年 遺伝子解析でガン抑制遺伝子の欠損が線種を形成する引き金となること、
さらに刺激、細胞の変性、酵素の関与から線種が増大し、
再び別の遺伝子の欠損、損傷からガン発生、浸潤が判ってきました。

大腸癌の発生に、下記の遺伝子異常の多段階発現が大変よく知られています。
(Vogelsteinら1990 改変)

(APC遺伝子の変異) (K‐ras遺伝子の変異) 
       ↓          ↓          
「正常粘膜」――→「軽度異型線種」――→「高度異型線種」

      (p‐53遺伝子の変異)   (DCC遺伝子の変異)
           ↓          ↓
          ――→ 「大腸癌」  ――→ 「浸潤癌、転移」

(発育期間について)〔大腸ポリープ、早期大腸がんになるまで〕

大腸ポリープ(線種)も突然、大きい状態でできるわけでなく 
最初小さいものが徐々に年単位で大きくなります。
 多くのケースで見られる大腸ポリープ(線種)が癌化するのに、
最低でも数年単位と考えられていますが詳細な期間については不明です。
大腸ポリープが多発する場合は、癌の発生頻度は高くなり期間も短くなります。

何らかの刺激で、細胞の変性(遺伝子の損傷、欠損)が起こり、
ポリープ(線種)ができ、大腸癌へと進んでいきます。


(癌への危険要素(因子)は?)

 切除ポリープの組織検査で細胞の異形性が強い場合
 複数のポリープがある場合
 高年齢
 家族性ポリポーシス(遺伝的原因から100個以上のポリープができる病気)

(症状について)

 進行がんになるまでほとんど自覚症状はありません。
腫瘍が大きくなり便の通りが悪くなり便秘、下痢、便が細くなる、
腹痛などの症状が出てきます。
腫瘍の大きさがある程度の大きさ(目安20㎜近く)になって血便としてわかります。
早期癌や大腸ポリープ(目安が10㎜台)、大腸の奥にできた進行がんでも
便に血が混じっているかわかりません。

(発見と予防についてどんな検査がいいのでしょうか?)

 厚さ3ミリ程度の大腸粘膜できる小さな良性ポリープ(線種)や大腸がんの
早期発見、早期治療には大腸内視鏡検査(大腸カメラ)が最も有効な方法です。
現段階では残渣、便が残る大腸の検査にはCТやМRI検査では精度的に困難な状況です。

癌の場合、腫瘍径の増大とともに大腸壁への深達度が増えてきます。
仮に早期がんで発見されても深達度が大腸壁への"粘膜下層1000μm以内か?"
 "切除断端の陽性、陰性"、"腺癌の種類"、"血管への浸潤の有無"によっては
外科手術が必要となります。

外科手術にならない為に、できるだけ早い段階、小さい段階で発見することが必要です。
最も有効な検査方法として大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けられることお薦めします。

大腸癌にならない、大腸癌での死亡を避ける為に、前がん状態である良性リープ(線種)、
できるだけ早い時期の早期癌(粘膜下層1000μm以内)の段階では、
内視鏡切除で完全切除することで予防することが出来ます。

当院では、クリーンコロンと呼ばれるポリープを取りきって、
ポリープのない状態まで行っております。
世間一般に、大腸検査は辛い、痛いというイメージですが、
当院では、不安、苦痛のない大腸内視鏡検査(カメラ)を行っています。

当院ホームページの患者様の声を是非ご覧下さい。

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