2012.10.09更新

急性胃炎は、医学的には急性胃十二指腸粘膜病変(AGDМL)と呼ばれ、胃、十二指腸粘膜に急性の炎症が起こり 発赤、びらん、浮腫、出血が起こった状態です。

症状は、急な上腹部(みぞおち)痛、胃痛で発症し、吐き気、嘔吐、他に胸やけ、げっぷ、食欲不振など短期間で多彩な症状が見られます。病変が広い範囲に及ぶ場合、吐血、下血が起こることもあります。

原因は、過度のストレス、食事(暴飲暴食、飲酒、激辛食品)、消炎鎮痛剤、抗生剤が主です。ほかに感染症(アニサキス、ヘリコバクターピロリ菌の急性感染)があります。

診断は、どの程度 胃粘膜に炎症が起こっているのか、潰瘍までできていないか、出血の有無、内服治療期間、食事制限の度合いを決めるのに 内視鏡検査が第一選択です。また、症状、内視鏡所見によっては入院が必要な場合があります。

治療は、一番に原因を取り除くこと(例、飲酒、激辛食品、タバコの中止、鎮痛剤の中止)
    二番に内服治療の開始(胃酸など攻撃因子を弱める『酸分泌抑制剤』、胃酸を中和する『制酸剤』胃粘膜防御因子を強める『粘膜保護剤』を併用し、所見に応じて潰瘍の活動期と同じ治療が行われます。ほとんどの場合、症状は内服から数日で治まり 病変部分は長くて2週ほどで治ります。
   
   同時に食事療法は欠かせません。
    まず胃を安静にすることが大切です。自覚症状、検査結果(内視鏡)の程度によっ
て絶食、お粥、スープからと人それぞれです。
内服中は、消化の悪いもの(焼肉、てんぷら、繊維の多いもの)、塩分の濃い
、辛いものなど胃に刺激、負担となる食事は出来ません。飲酒、タバコ、ブラックコーヒーも控えてください。

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