林院長のブログ

2018.06.06更新

バリウムは、胃全体が見えやすいため、スキルスなどは

わかりやすい検査です。

 

しかし、ほとんどの胃ガンは、胃内側の粘膜組織から発生します。

初めは、1つの細胞から始まり、月・年単位で5mm~10mm程度の集団になります。

胃ガンは、この大きさになるまで発見することは出来ません。

更に、その形は平坦なため、胃内の泡やひだ、胃の動き、バリウムの流れ等で

再現性が低くなりますので、バリウム検査では表面の状態が分かりにくいのです。

 

また、検査終了後に下剤を飲んで、バリウムを出す必要性があることから、決して

楽な検査とは言えないですよね。

 

胃ガンには、胃カメラ検査の方が精度が高く、良さそうです。

しかし、胃カメラにはえづきがしんどいというイメージがあります。

ただ、最近の内視鏡は細く、鼻から楽に入れるものもあります。

また鎮静剤があれば、ウトウトしている間に終わらせることもできます。


 

≪結論≫

やはり、胃ガンにはミリ単位で直接、表面粘膜を観察できる胃カメラ検査が最適な

検査です。さらに、異常があれば同時に組織検査ができるという点からも、

胃カメラの方が、良いと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

投稿者: 林医院

2015.08.25更新

2015年8月25日

以前より、胃部不快感、食後の胃重感で 近医で内服だけもらっていた方です。
内服中はいいのですが、切れると再び同症状を繰り返す。
再び症状でれば もらいに行くということを何度も繰り返されています。
内服が切れると再び症状再発、どうしてなおらないのか疑問をもたれ 
胃カメラ検査希望で来院。
内服されていたのは、'プロトンポンプ阻害薬(PPI)'で胃酸を強力に抑え
胃潰瘍、十二指腸潰瘍に最も頻用される薬です。
胃カメラ検査は、 胃潰瘍が治りきっていない状態、
慢性活動性胃炎(ピロリ菌感染伴う)でした。
(PPI)内服だけでは、一時的症状は改善してもピロリ菌の除菌なしに、
治りきることがなく、潰瘍、びらんの再発が起こります。
(PPI)など、よく効くお薬なので症状があればすぐに検査なしで 
しばしば安易に処方されますが、
今、胃の状態がどうなのか、いつまでの内服すればいいのか分かった方が
時間、費用のことも考えると 
きっちり胃カメラ検査を受けられた方がベストだと思います。

投稿者: 林医院

2015.07.13更新

2015年7月13日

「進行がんで見つかるケース」

進行がんで見つかるケースは、久しぶりに検査して、あるいは年齢なので初めて検査してわかった、体重が減ったから、食欲がなくなったという症状が出て検査してわかった というケースがほとんどです。
だから、がん検診、ドッグを毎年欠かさずされている方で進行がんはまずありません。
『胃、大腸がん』は、内視鏡検査を受ければ、どちらも本当に見つかりやすい'ガン'です。早期段階ならほぼ100%助かります。発見時が進行した段階ですと生存率が下がり、手術、抗がん剤治療などで日常生活にかなりの不便を強いられます。命にかかわってきます。
同じ『がん』に罹っていても助かった人、と そうでない人の差は、早期、初期段階の『がん』を早い時期に見つけることができた、見つけたが遅かったの差です。

いかに早く見つけることが一番大切なポイントです。

検査は、"胃、大腸内視鏡検査"が診断と治療を兼ね備え、現時点では精度としてもバリウム検査、CT検査に比べてすぐれているので早期発見に一番に勧められる検査です。

内視鏡検査は、"つらい"苦しい"恐い"というイメージがつきものですが、昔の我慢して検査を受ける時代と異なり、医療技術の進歩もあり苦痛なく検査が受けられるようになりました。

ご自身、ご家族のために、あの時しておけばよかったと後悔しないために
『胃、大腸がん』の不安、心配から解放されるために 内視鏡検査をお勧めします。

投稿者: 林医院

2015.07.10更新

2015年7月10日


「胃、大腸癌の現状」
最近、俳優や芸能人の方が、相次いで'大腸がん'、'胃がん'で亡くなられたことは、
私も好きな方だったので大変ビックリさせられました。
 いつも第一線でご活躍され、これからますます楽しませていただけると思っていたのにとても残念です。
日本人の死亡原因が、男性の場合3人に1人。女性の場合4人に1人が『がん』ということをご存知でしたか?
わが国の『がん』死亡は、2008年34万人だったのが2012年には36万人へ増加、
胃がんは、やや減少するも、大腸がんは、欧米の食生活習慣にともない増加傾向。
それでも 胃、大腸がんは、 男女ともに上位の3位に2つとも入っております。
部位別に 男性 1位 肺癌、2位 胃癌、3位 大腸癌(直腸、結腸)
     女性 1位 大腸癌(直腸、結腸)、2位 肺癌、3位 胃癌
     の順番です。            (平成24年度 厚生労働省の統計より)

早期がん、進行がんの初期段階であれば症状は、ほとんどありません。
癌の進む速度は、感染症のように数日という速さでなく、1年2年といったゆっくりしたスピードで症状なく進んでいくので、まず気づくことはありません。
血液検査だけでは、『早期がん』は見つかりませんので注意が必要です。


投稿者: 林医院

2015.03.16更新

2015年3月06日

他院にて慢性胃炎、逆流性食道炎で'プロトンポンプ阻害薬(PPI)'を
定期的に内服しているが、最近胃の調子が悪いことが多くなり
胃カメラ検査希望で来院された方です。
PPIを内服中ということもあり、
内視鏡検査で症状の原因となる新たな所見はなく、
逆流性食道炎も認めることなく、軽度慢性胃炎のみでした。
ピロリ菌の検査を希望されましたが
'H2受容体拮抗薬やプロトンポンプ阻害薬(PPI)'内服中の
判定は無効でできません。
2週から4週間のこれらの休薬後の判定となります。
ピロリ菌の再感染でないかを懸念されての申し出でしたが 
再感染率も、1%以下で除菌後の再感染も日本の衛生環境からは
考えにくいと考えられます。
年度末などで忙しくストレス性、
所見としては現れない機能性の状態も考える必要があります。

投稿者: 林医院

2014.10.03更新

2014年10月01日

近くに引っ越してこられた60代の方で、最近以前に比べ"便の量が少なく"、
"軟便から細く"なってきた、ということで来院。

排便回数をお聞きすると、若い時から便秘があり、
下剤を飲んで翌日 排便するという形のコントロールを長年していたそうです。
効きが悪くなったのか下剤の量や飲む回数も徐々に増えてきたそうで、
現在では、毎日食後、寝る前に下剤を飲んでいるということでした。
痔があるので以前より、時々ペーパーや便に血が混じることがあったそうです。

これまで大腸の検査について勧められたことはあったが、
毎回 断っていたそうです。
症状に痛みもなく、食欲も普通で便通以外変わりない状態です。
触診にて、直腸入口に硬い腫瘤を触れ 血液の混じりも見られ、
状態の説明から本人納得され大腸カメラ検査となりました。

予想通りの直腸癌で外科手術、残念なことに部位、
進行度から人工肛門という処置になりました。
後のことを考えると、検査は病気の予防にかかせないなとつくづく思います。

投稿者: 林医院

2014.09.10更新

2014年9月06日


昨年12月 当院、胃カメラ検査で早期胃癌が見つかり、
本年1月、連携病院で内視鏡でESD(粘膜下層切除術)を行い、
以後本人の希望にて当院でフォローの 慢性胃炎(O-Ⅲ)の方で 
Group5の癌のため6ヶ月後の胃カメラ検査フォローが行われます。

術後7ヶ月となりましたが 再検査時、前回指摘した病巣部位は
きれいに切除され、傷跡を残すのみの状態ですが、
別の部位に Ⅱaタイプ 経5㎜大の病変有り 
この部位の病理検査よりGroup5の癌を再度認めました。
前回、同様にESD(粘膜下層切除術)施行。

早期胃癌が進行胃癌になるのに約6ヶ月から1年ということを考えて
早期、進行胃癌が見つかった場合、
手術処置をしてから必ず6ヶ月後の胃カメラ検査が通常行われます。
早期胃癌では、内視鏡検査のみですが、
進行胃癌の場合、病巣の大きさ、浸潤度にもよりますが 
手術後に抗がん剤投与、血液検査、CT検査が定期的行われ、
術後5年間、癌の再発がないかフォローが行われます。

抗がん剤の副作用による身体的負担、費用、時間的負担を考えると 
いかに早く早期胃癌で見つけることが大切であるかが分かると思います。

投稿者: 林医院

2014.08.14更新

2014年8月13日

7月に当院にて早期胃癌が見つかった親戚の方で、
10年以上前に慢性胃炎を指摘されて以来、検査しておらず 
今回親戚のケースもあり、少し違和感もあり、胃カメラ検査希望で来院。

以前は口からの胃カメラで入るときは、
'えづいて'仕方がないものと思われていたそうです。
経鼻カメラが経口胃カメラと観察、
診断レベルが同じことを理解していただいて、胃カメラ検査施行。

検査後の一言が"胃カメラのイメージが全く変わった"ということでした。
よかったです。

少しでも辛いという検査のイメージが下がり、早期胃癌の見つかる機会が増えればと思います。

投稿者: 林医院

2014.08.03更新

2014,7月14日

食欲不振、食後の胃もたれ、胃痛が続いており、
胃カメラ検査希望で来院の方です。

これまで他院で朝食抜きで準備して3回ほどトライしたが、
検査自体が怖く、直前でキャンセルとなり、なんとか内服で過ごしていたそうです。
病気のことも気になり、少し勇気を出して受診。
検査内容、手順を説明、カメラ検査を予約。
当日、やはり恐怖感でドキドキだったそうですが、無事、経鼻胃カメラ検査を終了。

検査後内視鏡結果も聞かれ、治療方針も決まり、
'検査が怖いと思っていたことが嘘みたい'と両方に安心されて帰られました。
胃カメラ検査が、怖い、苦しい検査というイメージも払しょくされて本当に良かったです。

投稿者: 林医院

2014.07.29更新


糖尿病について勉強会を行いました。
日本人口の950万人が糖尿病。糖尿病予備軍を含めると2050万人、
国民5人に1人が該当します。
糖尿病があっても大半が放置状態というのが現実です。

また高血圧や脂質異常なども合併されているケースが多いです。
食生活の豊かさに比例して、生活習慣病'糖尿病'の増加は隠しきれません。
インスリン導入までに、多くの内服薬が開発されています。

現在の状態を少しでも改善できるように、全員で糖尿病の基本から
食事、運動療法、内服治療について短時間ではありますが知識を深めました。

         

投稿者: 林医院

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