病気の知識

2012.05.12更新

胃ガンの前段階に ピロリ菌感染 と 萎縮性胃炎(慢性胃炎) があるというお話をしました。
これに生活・環境要因と遺伝要因などが関与して胃ガンが発生します。


胃ガンが国民病と言われるほど日本人には胃ガンになる人が多く、
将来自分も胃ガンになるかもしれないという不安がつきまといます。
前もって自分が胃ガンになりやすい体質かどうか知りたいと思いませんか?


胃ガンのなりやすさは、次の2つで分かるようになってきました。
  1)萎縮性胃炎の程度を調べること
  2)ヘリコバクター・ピロリ菌感染の有無を調べること



これらの判断は血液検査で出来ますので、胃カメラ検査にどうしても抵抗があるという方にも是非おすすめです。




1)萎縮性胃炎の程度は、血液検査項目の
  <strong>血清ペプシノーゲン(Ⅰ、Ⅱ)測定で判定できます。
  血清ペプシノーゲン(PG)数値が低いほど萎縮性胃炎は進んでいます。
  基準に 血清ペプシノーゲンⅠ<70、 PGⅠ/PGⅡ比<3 陽性


2)ヘリコバクター・ピロリ菌感染の有無を調べる検査(HP)は
   ・血清抗体検査(血液検査)
   ・便中抗原検査(便検査)
   ・尿素呼気検査(呼気検査)
  の3種類があり、いずれも内視鏡検査をしなくても判定できる検査です。


この1)と2)の検査結果で
  PG(-)・HP(+) ⇒ PG(+)・HP(+) ⇒ PG(+)・HP(-)
の順に萎縮性胃炎の程度は進んでおり、将来胃ガンになりやすい体質(素因)があるということです。
(但し、2011年時点でこれらの検査の全てが健康保険の適応ではないことを了解ください)




胃ガンの予防方法
  胃ガン発症の95%以上はピロリ菌感染に基づいています。
  ピロリ菌の除菌により胃ガンの発生を抑制出来ることが明らかとなっていますので、
  出来るだけ若い年齢での除菌治療をおすすめします。
  一度除菌を行うとピロリ菌の再感染はほとんどありません。


但し、ピロリ菌除菌により完璧に胃ガンを抑制出来ないこともわかっています。
1)と2)の検査結果が良かったからといって、胃ガンにならないということではありません。


胃ガン発見の一番の方法は、定期的な胃内視鏡検査だということは変わりありません。
近い将来、胃ガンの二次検査は胃X線検査から胃内視鏡検査にかわると考えられます。
そのため、胃カメラ検査自体がつらくあってはいけないと思っています。


体の中に物が入るので怖い・えずいてつらそう・つらい、大変だと聞いた...等の理由で
胃カメラ検査は敬遠されがちですが、当院の内視鏡検査は格段に楽な検査です。
不安・苦痛なく検査が出来るので、定期的に続けられます。
実際に当院で内視鏡検査を受けられた患者様の声を、
当院ホームページや待合室に掲示していますので是非ご覧ください。

投稿者: 林医院

大阪市淀川区の苦しくない胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査ならお気軽にお問い合わせください。

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